殖産住宅の通信簿

殖産住宅の通信簿

今回の採点者は事例紹介にも登場しているH邸のオーナー様。建物の引き渡しは約6年前。この間の住み心地を含めて、最初の面談からラフプランの作成、実際の設計・施工まで、殖産住宅の仕事ぶりを項目ごとに評価していただきました。

実績力

殖産住宅に依頼した理由の一つでもあるんですが、もともと一戸建ての注文住宅を建てていたメーカーだった点は大きいですね。リフォームと言ってもほとんど新築と同じくらいの工事ですし、設計や施工に関する実績はやっぱり魅力でした。実際、会社としての対応はとても誠実でしたし、安心して任せられる雰囲気はありましたね。

営業力

コミュニケーション力とも言えますが、一番印象的だったのは耳障りの良いセールストークだけでなく、“言いにくいこと”もしっかり話してくれる点。だからこそこちらも、遠慮なく希望をぶつけることができたんだと思います。ちょっとした色の違いとか、なかなか言いづらいものなんですが、営業の方から「どんなに小さなことでもストレスにならないよう、妥協せずに話してください」と言われて、すごく気が楽になりました。

計画力

資金やローンに関していろいろ相談できたことは良かったと思います。特に提携ローンがちゃんとある点はありがたかったですね。リフォームの場合は壁や床を剥がしてみないとどの程度傷んでいるか、どの程度の補強が必要か、判断できないところもあると事前に説明を受けていたんですが、幸い、予想外の追加予算はなく、ほぼ見積もり通りに収まりました。そういう意味での“見立て”は確かだと感じますね。

設計力

限られた面積ですが、それなりに明るく、広さを感じる家にしたいという希望に対して、2階リビングや白いタイル貼りの床、スケルトンの階段など、かなりインパクトのある提案をしていただいたと思っています。特に最初の打合せの時、目の前でラフ図面を書きながら説明してくださったことが印象に残っていますね。こちらの意見がすぐ設計に落とし込まれる感覚で、とても安心感がありました。

デザイン力

白を基調にしたインテリアですが、ところどころにアクセントカラーが散りばめられていて、全体的には色使いの面白さも楽しめるコーディネートですね。もちろん、ほとんどが設計者の方からの提案でした。レイアウト自体はとてもシンプルなんですが、図面だけではわからない空間演出はさすがのひとこと。約6年経った今でも入居当時と同じような新鮮さと愉しさを感じるのは、やっぱりデザインの良さだと思います。

対応力

設計者の方が現場監督を兼ねていたので、たとえば現場で実際の寸法や色を見て変更をお願いしたり、すごく柔軟に対応していただいたように思います。ある程度出来上がったものを壊して造り直したこともありますし、いろいろわがままを言ってしまいました(笑)。照明器具や洗面化粧台など設備関係はほとんど特注品で、時には一日、ショールーム回りにつきあってもらったり、システムにはない親切な対応も忘れられません。また、どんな空間になるか、イメージしやすいタイミングで現場に呼んでいただき、常に説明と納得の上で次の段階に進む点も誠実さの表れだと思います。

メンテナンス力

評価が「△」になってしまったのはアフターサービスがいまいちという意味ではなく、補修工事を依頼するほどのトラブルがなかったので。会社としてのメンテナンス力を見る機会がなかったんです(笑)。ただ、自分で直せる範囲のメンテナンスについて電話で相談することはよくありました。相手はもっぱら営業担当の方で、いつも面倒がらずに応えてくれたという印象ですね。

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